自社株買いについて理解していきましょう。
自社株買いというのは、別名を自己株取得とも呼んでいて、その名の通りなんですが、自社の株を購入するということを意味しています。
株主配当の場合はすべての株主が現金で受け取ることが出来ますが、自社株買いの場合は現金化するかどうかを選択することができます。
過去に発行した自社株を買い戻すことによって、自社株を利益などで消却していくことによって、バランスシートの圧縮や株主への利益配分にも繋がっていくことになります。
自社株の買い戻しには上限が設けられていて、会社の情勢によっては変更されることもあります。
以前までは自社株買いというのは債権者を保護していくという観点から原則的には禁止されていました。
財源という目的を限定した形で認められたのが1994年のことです。
自社株消却(株式消却)やストックオプションの付与等目的が制限されていました。
けれど、2001年以降は商法改正によって、目的を定めず金庫株として保有できるようになっています。
2003年の9月以降は株主総会での定款変更によって一定の財源の範囲内ではあるのですが、取締役会で自社株買いの時期や量を決定することが出来るようになりました。
資本効率を表す指標としては、株主資本利益率(ROE〈Return On Equity〉)を使うのが一般的だといえます。
ROEというのは株主資本を効率的に利益を上げたかどうかを示している指標のことです。
ROEが上昇するためには利益が資本を上回らないといけません。
株式投資家が投資判断の適否を決めるときに参考にするのはROEや1株あたりの利益になります。
自社株式取得(自社株買い)を行っていくにあたって多くを占めている理由としては、資本効率の改善をしていき、株主利益を増やすことにあります。